2016年4月12日に、ダイハツ・ブーン/トヨタ・パッソがフルモデルチェンジし、3代目として生まれ変わりました。
今まで、ダイハツとトヨタの共同開発体制で作っていたブーンとパッソですが、今回はダイハツが企画、開発、生産の全てを行いました。(トヨタにはOEM供給します)
軽自動車の技術をフルに投入し、小型車の魅力を最大限に引き出すクルマに進化しました。
3代目ブーン・パッソには、大きく3つの進化ポイントがあります。
その進化ポイントについて詳しくお話ししますね。
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低燃費と安全性はガソリン登録車トップ
今回、(ハイブリッドカーやEVを除く)ガソリン登録車トップの低燃費を実現するために、2011年に登場したミライースに搭載したイーステクノロジーの採用をしました。
エンジンは、デュアルインジェクターに加え、吸気ポートをデュアル化することで、燃費効率がアップ。
さらに、ピストン形状の最適化により、圧縮比を従来の11.5から12.5へアップし、低燃費化に貢献しています。
これにより、ガソリン登録車トップとなる、JC08モード燃費28km/L(2WD)を実現できたんです。
安全性については、軽量高剛性ボディ骨格構造を使って、サイドアウターパネルの全面厚板ハイテン化を行い、従来と同等の衝突安全性を確保したうえで、軽量化の実現も行いました。
安全装置は、スマートアシストⅡを小型車で初めて採用し、衝突回避支援ブレーキや衝突警報機能なども備わっています。
軽の技術でコンパクトサイズを実現
ボディ形状は、軽自動車のノウハウをフルに投入することで、コンパクトな形状を実現しました。
トレッドを拡大して、前輪の切れ角を最適化したことのより、最小回転半径は従来4.7mから4.6mになり、先代より小回りが効くので運転しやすくなっています。
しかし、全長と全幅は従来モデルと変わっていないんです。
エクステリアデザインは、上質感を演出したブーンシルク、パッソモーダ、ベーシックなブーンX・パッソXと各2タイプ用意されました。
また、ボディはプラットフォームをいちから見直しています。
軽量高剛性ボディによって燃費を向上させ、部品点数の削減にもつながり、低コスト化にもなっています。
フロントフェンダーと、スポイラー一体のバックドア、フューエルリッドの3ヶ所に、樹脂外板を採用したことで、軽量化に大きく寄与しています。
ゆとりある室内空間
コンパクトカーとは思えないほど、室内は広々としています。
前後乗員間の距離は940mmと、前代モデルより75mm拡大しているんです。
全長は変わっていませんが、ホイールベースが50mm拡大しているので、広々とした室内空間を作ることができました。
シートは、フロントもベンチシートになっています。
シルク/モードはツートンカラーになっていて、赤いラインも入っているのでおしゃれです。Xグレードはベーシックカラーです。
内装は、基本的には先代と同じですが、シートと同様にシルク/モードは赤い差し色が入りました。
さらに、助手席側に収納ボックスが備わり、使い勝手が向上しています。
このようにパッソとムーブは、フルモデルチェンジにより、驚異の燃費性能を実現し、広い車内や快適な装備がたくさんついたんです。
最後に、新型ブーン/パッソの主要諸元を示しておきますね。
グレード | シルク/モーダ | X |
全長×全幅×全高(mm) | 3660×1665×1525 | 3650×1665×1525 |
ホイールベース(mm) | 2490 | |
車両重量(kg) | 910(960) | |
エンジンタイプ | 直3DOHC | |
総排気量(cc) | 996 | |
最大出力(kW[ps]/rpm) | 51[69]/6000 | |
最大トルク(N・m[kg-m]/rpm) | 92[9.4]/4400 | |
サスペンション 前/後 | マクファーソンストラット/トーションビーム (トレーリングリンク車軸式) | |
ブレーキ 前/後 | ベンチレーテッドディスク/リーディング・トレーリング | |
JC08モード燃費 (km/L) | 28.0(24.4) | |
トランスミッション | CVT | |
タイヤサイズ | 165/65R14 |
※( )内は4WD
(引用元:CARトップ)