排ガス不正問題から1年経つのに、VWの販売台数が回復しない理由は?

目安時間:約 9分

2015年9月に、フォルクスワーゲン(VW)は、アメリカでディーゼル車の排ガス規制を逃れるために、不正を行っていることが発覚しました。

 

これにより日本でのVWの販売も影響を受け、売り上げが落ち込みました。

 

不正発覚から1年が経ちましたが、いまだに日本での販売台数は停滞したままなんです。

 

世界中で人気の高いVW車ですが、1年経っても売り上げが回復しないのはどうしてでしょうか?

 

そこで、『排ガス不正問題から1年経つのに、VWの販売台数が回復しないのはなぜ?』についてお話ししますね。

 

 

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アメリカでの不正発覚により日本の売上は半減した

VWは、アメリカの排気ガス規制を逃れるために、ディーゼル車に排ガス試験のときだけ浄化装置を作動させて、有害物質の排出を低く抑える不正なソフトウェアを搭載する不正を行いました。

 

不正ソフトを搭載したディーゼル車は、日本には正規輸入されていませんが、VWのイメージは悪くなってしまいました。

 

不正発覚の直後(2015年10月)の国内での新車販売台数は、2403台と前年同月比で52%と一気に減少してしまったんです。

 

2016年の1月から8月までの販売台数は、前年比83%で、5月は前年を上回っていましたが、その他では前年度割れが続いています。

 

VW国内販売台数の推移
年月販売台数前年同月比
2015年8月4339台116.9%
2015年9月5989台90.9%
2015年10月2403台52.0%
2015年11月3638台68.2%
2015年12月4532台60.8%
2016年1月2993台79.6%
2016年2月4085台75.2%
2016年3月6513台73.4%
2016年4月2346台92.0%
2016年5月4015台109.7%
2016年6月5127台94.4%
2016年7月3727台88.8%
2016年8月2908台67.0%

(引用元:ベストカー)

 

 

不正発覚から1年後の9月21日に、VWは、マイナーチェンジ版新型「ザ・ビートル」の発表会を行いました。

 

発表会の場で、VWグループジャパンのティル・シェア社長は、「日本市場での信頼回復は重要な課題だと受け止めている」と発言。

 

VW自身も、日本で本格的に売れ行きが回復するには、まだまだ時間がかかると考えています。

 

 

一方、VWの世界販売は、日本ほど大きく落ち込みはなく、2016年6月には前年同月比4.7%増と販売不振から一時的に回復しています。

 

その6月にアメリカでは、不正のあった全車の約50万台をVWが買取ると発表をしました。

 

これにより欧州ではまだですが、アメリカで不正問題は和解したんです。

 

 

そして、カー雑誌「ベストカー」は、2016年7月に『輸入車意識調査』を行いました。

 

その中で、

 

「VW車は不正があったので買わないと思いますか?」というアンケートを採ったところ、「不正があったが買う気がある」という回答が54%と最も多かったのだ。その理由も「不正のあったディーゼル車は日本には輸入されていないので、購入に問題はない」という意見が多かった。

(引用先:ベストカー)

 

と、日本でも買いたいという考えの人は、車好きの中では少なくないんです。

 

それなのに、1年経っても売れ行きが戻らないのは、やっぱり不思議ですよね。

 

 

VWのイメージが優等生だったので、不正発覚によりイメージはガタ落ちした

実際の販売現場での状況はどうなっているのでしょうか。

 

都内のVWディーラーの営業マンいわく、不正発覚前の60%くらいしか売れていないようです。

 

「それまではゴルフが特に売れていたのですが、問題発覚の直後はリーマンショックの時と同じくらい売れなくなりました。不正が原因の今回は長くVW車にお乗りいただいていたお客様が100くらい離れていってしまった影響が大きいですね。今年は徐々に回復傾向にあって、今は新規のお客様が増えてきましたが、それでも問題前の6割くらいの売れゆきといった印象です」とは、都内VWディーラーの営業マン。
(引用先:ベストカー)

 

中部や関西地方のVWディーラーでも、6~7割ほどの回復傾向で本格的な回復はまだなんです。

 

 

1年経っても売れ行きが戻らない要因について、自身もVWポロに乗っていて、自動車の販売事情に詳しい自動車評論家の渡辺陽一郎さんの話によると、

 

「まず、あれだけ販売台数が激減したのは、それまでVWのブランド戦略がうまくいっていた証拠。燃費性能や走行性能などが優れているうえに、ブランド力を誇示するような派手さはない。いわゆる優等生なイメージです。それに健康的だったり、幸せな家庭をイメージさせるブランド構築を行って、それが成功していたんだと思います。そんな優等生が、不正をしたものだから、そのイメージの落差がものすごく大きかった
(引用先:ベストカー)

 

ということのようです。

 

 

イメージの良さが売りだったとすると、そのイメージが悪くなれば反動も大きく、顧客が離れてしまいます。

 

さらに、VWは大々的な謝罪をしなかったので、悪いイメージが消えず、さらに事態を悪くしてしまったんです。

 

渡辺陽一郎さんの考えでは、信頼回復のためには、

 

1つ目に「不正の事実関係を明らかにする
2つ目に「責任者の所在と責任の取らせ方を明らかにする
3つ目に「再発防止策を説明する

 

をすることが必須のようです。

 

この調子だと、日本でのVWの販売台数が回復することは、まだまだ先になりそうですね。

 

 

不正発覚後、競合車のトヨタ・プリウスにお客が流れた

VWゴルフは、登場してから2年以上が経ち、2015年12月にはトヨタ・プリウスがフルモデルチェンジをしました。

 

VWゴルフとトヨタ・プリウスは、クリーンなイメージが共通しているうえに、価格設定も同じ位なので競合車なんです。

 

そのため、VWゴルフの購入を考えていた人が、不正によりトヨタ・プリウスの購入に流れてしまった人も多いんです。

 

不正のイメージが残る1年の間に、ライバル車が登場して、日本のVWはその影響を受けてしまったんですね。

 

 

このように、車好きならVWのよさや不正問題を理解しているから、魅力的な車種があれば購入しますが、普通のお客はイメージが回復しないと購入しません。

 

VWは、早くイメージを回復させる必要がありますね。

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