雨の日にワイパーを動かして、「ガガガ」と音がした経験がある人は多いです。
これは、ワイパーの劣化によるもので、水のふき取りができない状態になっています。
できるだけ早く交換する必要があり、交換しないで放置しておくとゴムが割れたり切れたりして、ガラスを傷つける原因となってしまいます。
そこで、『ワイパーの交換時期と掃除方法』についてお話ししますね。
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目次
ワイパーの寿命は1年が目安。水切れが悪くなったらゴムだけでも交換しよう
ワイパーは、フロントガラスの雨水や雪などをふき取って、視界を確保するものです。
雨水をふき取るためのゴム(ラバー)部分と、ラバーを支えるブレード部分、車体につながっているアーム部分の3つに分かれています。
フロントガラスがきれいな状態でワイパーを動かしたときに、水のふき残しができる場合は、ワイパーブレードの劣化が考えられます。
車の保管場所やワイパーの使用頻度などよっても違いますが、ワイパーブレードの交換はおよそ1年が目安です。
ですが、寒暖差や汚れ、紫外線、オゾンなどの影響で、ブレードの素材であるゴムの柔軟性が少しずつ失われて、1年も経たずにダメになることもあります。
交換目安の1年はワイパーブレードの寿命なので、ワイパーゴムはもっと短いです。
使っていて水切れが悪くなったら、ワイパーゴムだけでも交換してくださいね。
ちなみに、ワイパーブレードは1本2000円くらいで、説明書通りに行えば誰でも簡単に交換できますよ。
ゴムの部分だけなら1000円程度で購入できるので、早めの交換がおすすめです。
定期的にワイパーの清掃を行えばワイパーは長持ちする
ワイパーを長持ちさせるには、フロントウインド(およびリアウインド)の掃除と同時に、ワイパーの掃除も行うことが大切です。
ごく薄い洗剤を含ませた柔らかい布で、揉むように汚れの除去をします。
ワイパーゴムにたまったホコリや砂が、ワイパーを動かすたびにフロントガラスに傷をつけることがあります。
こうなると、何をやってもクリアな視界は戻らず、専門業者にガラスの研磨を依頼するか、フロントガラスの交換をするしかないので注意です。
また、ワイパーには、窓ガラスについていた煤煙や油膜、シリコン皮脂などが大量に付着しています。
ウエスでふき取ると洗っても落ちないので、清掃のときは、使い捨てのペーパータオルを使ったほうがいいですよ。
雨の降っていない日に、いきなりウォッシャー液を噴射してワイパーで汚れをふき取るのは、本当は窓ガラスにとってよくないことです。
ワイパーのビビりや異音は、ワイパーブレードの劣化以外に、ワイパーブレードと窓ガラスが密着し過ぎていたり、ワイパー本体が古くなっていたりしても起こります。
定期点検のときに、ワイパーの調整もしてもらってくださいね。
ときどき、ワイパーアームの取り付け部分がゆるむことがありますが、カバーをはずせば簡単に締め直すことができますよ。
真冬はウォッシャー液の濃度を濃くすると、ウォッシャー液は凍らない
真冬にウォッシャー液を噴射しようとして、凍結していて出てこなかったり、出てきても窓ガラスに凍りついてしまうことがあります。
ウォッシャー液は、冷却水と同じで、水に近い状態だとすぐに凍ってしまいます。
ウインドウォッシャー液の凍結対策は、ウォッシャー液の濃度を濃くすることです。
スキーやスノボーに行くときは、ウォッシャー液を水で薄めず、原液のまま入れればOK。
凝固点がさがるため、凍結を防ぐことができるんです。
ですが、ウォッシャー液の原液は、塗装には刺激が強すぎて付着させるとシミになることがあります。
ウォッシャー液を噴射したあとは、なるべく早く洗い流してくださいね。
ちなみに、ワックスのふき残しなどが、ウインドウォッシャーの噴出ノズルにつまることがあります。
荷札などに使われている極細の針金を使って掃除すると、通りがよくなるので試してみてくださいね。
このように、ワイパーも定期的なメンテナンスや清掃が必要です。
定期的に清掃を行って、定期点検のときには、ワイパーの調子を確認してもらってくださいね。